11月21日，INSOLインターナショナル東京セミナーが開催され，私も参加しました。
　このセミナーは，①アジア・パシフィック地域における私的整理，②法的倒産手続をめぐる環境変化，③クロスボーダー企業倒産への対応，④プロフェッショナル・ターンアラウンド・マネージャーの役割，の４つのセッションに分かれ，それぞれ熱い議論が交わされました。
　とくに印象的な言葉は，INSOL会長のJames H.M.Sprayregenさんのターンアラウンドマネージャーの要件について，「専門性は必須ではない，ハードスキルとソフトスキルが要件である」という言葉です。何をもってハードスキル，ソフトスキルというかはそれぞれの考えもあると思いますが，スキルをハードとソフトに分ける発想は面白いです。