非営利法人顧問法務
しょうぶ法律事務所の使命は、時代と社会,そして企業と人のニーズに応えるリーガル・サービスを創造することです。
この使命を果たすために,法律事務所が最も力を注ぐのが,企業顧問法務とともに,非営利法人の顧問法務です。
非営利法人とは,病院等の医療法人,お寺や神社等の宗教法人,公益法人(社団・財団)・一般法人(社団・財団)およびNPO法人等をいいます。株式会社等の営利法人は,本来対外的な活動によって利益を各構成員に分配する(株式会社であれば株主への配当等)ところに本質があるとされます。これに対し,非営利法人はこのような構成員への利益の分配はしませんし,分配することもできません。
とはいえ,非営利法人の運営も甘いものではなく,株式会社等と同じく,継続的に活動する事業体として,激しく変化する政治・経済・社会の環境の中にあります。不動産トラブルや取引上のトラブルもありますし,労働問題も発生します。経営の存亡をかけた厳しい生き残りの選択に晒される場合もあります。
日々の業務での心配ごとも多々あります。ある顧問の医療法人においては,院長先生からちょっとした迷い事や相談事を私の携帯電話等でお受けしています。「・・・で大丈夫だと思うが,念のため相談しました」と言われることが多々あります。察するに,先生は,「自分としては・・の問題については・・と考えるが,念のために弁護士に確認しよう。そうすれば安心である」という思いでご相談いただいているのだと思います。弁護士に相談して安心を得る。大変上手な弁護士の利用の仕方であると思います。
私たちは非営利法人の皆様と継続的な関係を築き,主に企業顧問法務において培ってきた経験を基に,非営利法人の皆様と共に,新しい価値を創造したいと考えています。